メカニズム

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メカニズムが明らかになった上で、ではどういう手段や方法を取っていれば、
どういう判断があったなら事故が防げたのか否か・・または、最小限で食い止められたのか。
それを考察・検討することが次のステージである。

その上で、実際の事故に関係する当事者や間接的人物に拠る、あらゆる判断や手法、
資質等に何か要因があったのかどうか。あったなら、それは不可抗力の領域なのか、
あるいは一定程度までは出来得ていたものの、ある段階から行き届かなかったのか、
はたまた初期段階から「怠慢」や、そこから派生する重大なミス・過失に応分の多くがあるのか。

そこまで緻密に割り出していかねばならないのであって、人為的な側面というのは、
実のところ、中途ないしは後半部分で初めて精査するのが本来のあり方だ。

にもかかわらず、毎度様々な事故が発生すると、当初から「誰に責任がありそうか」という、
いわゆる『人為的側面→犯人探し』に重きを置き、恒例の如く“祭り”が始まる。

運輸事故関連だと、航空機事故にあるように、国交省管轄の「事故調」が立ち上がり、
舵取りすることが少なくない。とりわけ航空機事故は、背景要素にあるものが特殊ゆえ、
専門機関によって緻密に行うことが「国際標準」になっている側面が強く、
常識化に至っているが、それ以外のものは大半が「警察司法」に委ねられる事が多い。